グリーンアロー西船橋工事中の合間に関東ブロック大会のルートセット。
本国体に出場するための関東予選だ。
仮設のリード壁でコンペというのは予算がかかるゆえ、しばらくお目にかかってないような気がするが今回は豪華。
しかし壁建て屋としてはやはり裏の構造を見たくなる。。。
なかなかここまで骨の部材を最少にして建てるのは難しいと感心。。
後ろの足場も最少、最軽量なため壁がゆれるゆれる(>_<)
ともあれこういった仮設壁でのコンペは昔のジャパンツアーのシリーズ戦を思い出す。
あのころはどんな壁ができているんだろう?とわくわくしながら参戦していたものだが、今は型通りの国体ウォールでやるのが恒例になってしまいつまらない。
場所変わって小田原。
ジム入り口付近から富士山の見えるジムといえば富士サニーロックだが、ここも見えます。
富士山が見えるとテンションあがる~。
工事中の写真は変わり映えがしないのでいきなりほぼ完成図。
コーナーにバルジ壁。
実は意外に知られていないのがコーナーの活用方法。単純にフラットな面と面を突きつけると広大なオウカクができてしまい、ムーヴの多彩さを生みにくい形状になってしまう。要するに常にステミングできてしまい面白くない。
コーナーの処理は永遠のテーマではあるが、ある程度活かす方法もあり今回のバルジ壁はかなりうまくいったのではないかと思っている。
どっかぶりのルーフ壁。
なかなかここまで思い切って傾斜をつけるのは都心のジムではやりにくい。
なんて言ったって稼働率が悪いですから。。。
(疲れるからひっきりなしには登れないという意味で)
上級者しか登らないし、場所をとってもとるし、
しかしこのどっかぶりを作るためにジムを建てるというオーナーさん結構多い気がします。
サイファーのオーナーの大西さん。
暑い中一緒に壁建てを人工として入ってくれて助かりました。
ありがとうございます。
ホールドが付くと木の自然な色も映える。
今年はこういった自然な色合いのジム急増ですね。
忙しさも一段落。
こういう生活はとにかく波が激しい。。
もともとサラリーマン気質ではないので全く問題ではないし、10年前だったら波すらもなかったからいい時代になったと感謝。
妙典グリーンアローの改築中の写真。
120度壁を下部142度上部130度の屈曲壁に改築
工事としては難しくはないがマットの上での作業は通常の2倍かかる。
3日かけて増築、並行してのルートセット作業を別班でやってもらい大リニューアル。
3年もたつと当時初心者であったクライマーがどんどん強くなってきて今の壁に物足りなくなってしまうといううれしい悲鳴。
クライマーも進化し、そしてジムも進化する。
今年最後の現場。場所は大阪、ジム名Luvrock
こんなに使うのかというくらいの部材、鉄だけで2t弱。
壁が建ってしまうときれいになくなるから不思議。
いきなりほぼ完成図。工期は2週間。
奥の壁やばいです。傾斜もさることながら幅が奥から5400、4500、3600とぜいたくに使ってます。
ルーフに近い傾斜で横幅が広いと直上はもちろん横方向や斜めとラインどりの自由度が格段にあがるからいい!!
こちらは緩傾斜の初中級者ウォール。
オープンは2014.1中旬。楽しみ~
東京都学生スポーツクライミング対抗選手権大会。
今回がなんと第一回!
コンセプトは大学生で運営することにあるらしい。
僕を含め4人のセッターでやらせてもらったのだが、どうりでほかの3人は若いわけだ。
俺ここにいていいのかと半分思いながら。。でも楽しかった
明日は大みそか!
長いことクライミングをしていると日頃のストレッチなんかじゃとりきれない筋肉内部の凝りがかなり蓄積している。
特に感じるのは前腕と肩の周りなのだが、そこに落とし穴があった訳で。。。
クリスマスの高校生大会とお正月の日本選手権大会のセットを控え、持久力トレとリードのグレード感覚を取り戻すべくジムで登っていたら突然ふくらはぎにバシッと音と共に衝撃が走り、まるで上からホールドが落ちて当たったかのような感触。
本当にそうだったらまだよかったのだが、実際にはふくらはぎの腓腹筋の真ん中あたりの肉離れ。
スタッフさんの手厚いアイシングのおかげで痛みはそれほどなく、しかしこのタイミングで大変なことをしてしまったな~と
翌日近くのスポーツ整形外科に連れて行ってもらい(k松さんありがとう!!)
松葉づえを借り、ハリ治療で回復を早める治療を2日おきくらいにすることになった。
セットの仕事はしばらく全キャンセル。。。関係者の方々には本当に申し訳ないです。。。
2週間たった今では歩行はほぼ通常通り、ただ今ならわかる!!クライミングは相当つま先に荷重がかかってるからまだ体重をのせられるには時間はかかりそう。
皆様もお気をつけてくださいまし。。
肉離れになったらRICEです。
Rest安静
Iceアイシング
Compression圧迫 これは知らなかった。テーピングなどで圧迫することにより幹部の内出血を抑える。
Elevation 拳上 心臓より高い位置に患部をあげる
多分僕は忘れないと思う。
よいお年をお迎えください。
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