今日は闘いました。。。
昨日は晴れていたにもかかわらず、プロジェクトの8cは上部まだ染み出しで濡れていた、やはり夜のうちに結構降ってるらしい。
乾いてたら確実にトライしていただろうから救われたような気分だった。なにせ指皮が全回復とは言い難い。
明けて今日も朝からピーカン!!着いてみるとでも上部やはり濡れている。石灰岩は主にグレーと茶色の部分に分かれているがグレーの部分は水の通り道になっているので濡れると黒くなり分かりやすい。
数時間で乾くだろうと、たかをくくりというか乾かないと困るほうが本音。アップを1時間いつもより遅くずらす
徳さんは先にアップを済ませ気合いが入ってるがなかなか本気トライに入らない、どうしたのか聞いてみると張りが取れないという、たしかに昨日後一手というところまで3便出してるので疲れが残ってても仕方がない
今トライしてる8cの概略を説明すると、出だしルーフ、フックなどをかけながら4~5手進んだ後シッカーで固めた角をとりそこから遠い一手でやはりシッカーホールドを捕らえる、このホールドが曲者で取った時はガバに感じるのに体重を移していくと急に肘が上がってくる、我慢してクリップをし、ここからの数手が悪い、距離は遠くないがどれも薄いピンチホールドで痛い。左手を飛ばしガバ、前半終了である。ルートの核心はこの後レストした後かかりのいいホールドで3手進みアンダーからの遠いコルネへの一手、そしてデッド2連発。。
最後はガバが待ち受けてるがそこからさらに2ピン。まず落ちないであろうポイントというのはクライマーなら理解してもらえると思う、ホールドはかかりはいいが足が悪い、最終局面に至ってもまだ傾斜は少なく見積もっても140度はある。油断ならない。
登れるなら今日の1便目かなと思いつつも上部核心で落ちる。実に惜しかった、気を取り直して2便目に集中するが”登れる時ってどんなときなんだろ”なんて他人事のように考えてたりして、こんなときじゃないよな”と邪心がよぎったり、レッドポイント前のゆれゆれの心模様。登りだすと逆に戦闘モード、さっき落ちたポイントを声を出しながら何とか止め、もう大丈夫と言うラインは超えたはず。。。
が右手の小指が出血、しかもかかりはいいはずのポケットも肘があがってくると距離が出ない。やばい!落ちると真剣に思ったが。また夜の雨で濡れていつ登れるのか分からないし、指皮も回復を待たなければならないし。。こんなとこで落ちられるかと必死にしがみつきながら一手分のエネルギーを貯めて最後はかなりかっこ悪くだが完登。
ルート名と記念撮影。
帰りはやはりモッツアレラを買いつつ帰宅~
そしたらわが村の入り口にいるではないですか!!水牛??よく分からないが多分。
大抵の動物には驚かないねなんて話していた矢先の出来事なだけにわらってしまった。
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